Depend on Typeface
デザインや用紙同様、使用する書体によって名刺の印象が大きく変わってきます。
信頼感がある、フレンドリー、ユニーク、堅実そうなど、
相手に会社や個人の印象をどのように伝えたいかを基準に書体を選びましょう。
ここではCOSTPA名刺作成で使える日本語書体と欧文書体の1例、
注意するべき文字サイズなど解説いたします。
COSTPAで使える
基本的な書体
明朝体
縦線が横線より太いのが特徴です。印刷用文字として最もバランスが良い。新聞や小説よく使われており、可読性が高いと言われています。
知的、堅実、上品といった印象を与えるため、士業や公務員、医療関係の方におすすめの書体です。
ゴシック体
線の太さが均一で、力強いのが特徴。縦線、横線、すべての線の幅が均一なことが特徴です。タイトルや見出しによく使われており、視認性が高いと言われています。
ポップな印象があり、アパレル関係やデザイナーの方、ショップカードにおすすめの書体です。
楷書体
横線は筆の打ち込み、中間の線、筆止めがはっきりしているのが特徴です。明朝体の源流にあたる書体です。和の雰囲気を感じさせるような印象があり教科書等に使用されています。
昔ながらの老舗や日本料理店などの伝統や格式を重んじるお店や企業におすすめの書体です。
COSTPAで使える
日本語書体
明朝体
①A-OTF A1明朝 Std Bold
②A-OTF リュウミン Pr6N L-KL
③游明朝体
④A-OTF 黎ミン Pro
⑤DNP 秀英明朝 Pr6N
⑥貂明朝
⑦源ノ明朝
⑧ヒラギノ明朝 Pro
ゴシック体
①A-OTF UD新ゴ Pr6N L
②A-OTF UD新丸ゴ Pr6N L
③DNP 秀英角ゴシック金
④筑紫A丸ゴシック
⑤筑紫B丸ゴシック
⑥小塚ゴシック Pr6N R
⑦源ノ角ゴシック
⑧ヒラギノ角ゴ Pro
ロゴ風書体
①VDL ロゴJr R
②TAマダム
③かづらき SP2N L
④VDL 京千社 R
⑤AB-散歩人 Regular
⑥トレイン One Regular
⑦TA-方眼K500
⑧AB-つる丸 Regular
その他
①DF中楷書体 Std
②TA香蘭
③かづらき SP2N L
④VDL 京千社 R
⑤クレー
⑥VDL ヨタG M
⑦VDL ペンジェントル B
⑧TA恋心
COSTPAで使える
欧文書体
セリフ体
①Adobe Garamond Pro
②Adobe Caslon Pro
③Baskerville
④Didot
⑤Bodoni
⑥Copperplate Cond
⑦Times New Roman
⑧Rockwell
サンセリフ体
①Helvetica
②URW DIN
③Gill Sans
④Futura PT
⑤Century Gothic Pro
⑥FranklinGothic URW
⑦Avenir
⑧Myriad Pro
その他
①Trajan Pro 3
②Snell Roundhand
③Papyrus
④Skia
⑤Armstrong
⑥Bickham Script Pro 3
⑦Verdana
⑧Mostra Nuova
文字サイズに関して
基本的にはゴシック体ですと6pt以上、明朝体ですと6.5pt以上のサイズで作成をしております。
デザイン性を高めるために、文字を小さくしがちですが、6pt未満になると、視認性が下がり名刺としての役割をはたせなくなります。また文字が潰れやすいなど印刷上の問題も出てきます。
もちろんお渡しする方が比較的若い年齢層であれば、文字サイズを下げるご提案もできます。ただ基本的には「見やすさ」を前提とした文字サイズで作成することをお勧めしております。